ホーム 不動産のナレッジマガジン あなたの土地は大丈夫?土地地積更正登記について

不動産のナレッジマガジン

土地・不動産売却
ご検討されている方へ

ハウツー

あなたの土地は大丈夫?土地地積更正登記について

登記された土地の面積は、必ずしも正しいとは限りません。特に、区画整理や大型分譲などが行われていない古くからの土地を測量してみると、間違っていることが多々あります。しかし、登記が間違ったままでは、売却や相続の際に問題となります。そうならないように、面積の誤りを正すのが土地地積更正登記です。
土地地積更正登記を申請する際には、土地の境界をはっきりさせるための測量(境界確定測量)や、正しい境界が記載された図面(境界確定図)などが必要になります。今回は、土地地積更正登記について見ていきましょう。



土地地積更正登記の流れと必要な書類

土地地積更正登記は、次のような流れで進めていきます。

1.法務局の資料調査
2.現地調査
3.事前の仮測量
4.立会依頼
5.立会
6.測量
7.図面の作成
8.隣接地所有者の承認印を受領
9.登記申請


上記に加え、境界杭の復元埋設が必要になる場合もあります。

また、土地地積更正登記を進める際に必要な書類は以下のとおりです。

☑ 土地家屋調査士への登記申請委任状
☑ 境界確認書や筆界確認書といった、隣接する土地の所有者と土地境界を確認したことを証明する書面
☑ 道路境界確定証明書をはじめとした、自治体と官民境界について確認したことを証明する書面
☑ 地積測量図


必要な書類は条件によって変わるので、都度確認が必要です。


土地地積更正登記は個人でもできる?

土地地積更正登記を行うには、土地境界を確定するための測量が必要です。隣接するすべての土地所有者と立ち会って承諾を得たあとに境界標を設置し、土地境界確定測量を実施します。測量には高額な機材が必要で手間もかかるため、個人の手で実施するのは現実的ではありません。そのため、土地家屋調査士か測量会社に依頼するのが一般的です。作業に必要な期間は1~2カ月程度、依頼費用は28~70万円程度が一般的ですが、土地の条件によって変動します。


住宅ローン融資の際は要注意

土地地積更正登記が必要になるケースとして、不動産購入時の融資にからむ問題が多くみられます。実際の土地の面積が登記内容と食い違っていると、住宅ローンの審査が通らないことがあるのです。その場合は融資の条件として、再測量および境界立会を実施したのちに周辺の土地の持ち主と筆界確認書を交わし、正しい土地登記への更新が求められます。

ローンの決済日に登記が間に合わないと、違約金の発生をはじめ各種トラブルに発展する可能性があります。早め早めに手を打っておくことをおすすめします。