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株式会社IHIがららぽーと豊洲本館の底地5万7,479㎡を三井不動産に売却(2016/03/29)

重工業大手のIHI は2016年3月末、東京都江東区に保有している5万7,479㎡の底地を200億円で三井不動産に譲渡しました。同地は現在、三井不動産が運営するショッピングモール「アーバンドックららぽーと豊洲」として活用されています。


かつて造船業で栄えた地は大型商業施設に

今回売却された土地は、1939年から2002年までIHIの旧東京第1工場(造船所)として使用されていました。2006年からは「ららぽーと」として、約180店舗のショップやレストランが集まる大型商業施設として人気を博しており、造船業の歴史は「アーバンドック」という名称に残されています。

三井不動産の「ららぽーと」の多くは郊外に立地しており、都内は同施設のみです。子ども向けの職業体験型テーマパーク「キッザニア」も、同施設内に日本第1号店を開業しています。


IHIは197億円の譲渡益を計上

同敷地はこれまで三井不動産に賃貸されていましたが、今回の譲渡で三井不動産の所有となります。当該物件の帳簿価格は約3億円で、IHIは2016年3月期に今回の譲渡による約197億円の特別利益を計上します。

また、IHIは同時期に東京都江東区豊洲に所有する貸用オフィスビル「豊洲フロント」の共有持分15%も他社に譲渡し、約87億円の譲渡益を得ています。

IHIは両不動産の売却について、2016年3月期の最終損益が7年ぶりの赤字になることを受けた財務基盤強化が目的だとしています。


豊洲は進化を続けるエリア

江東区豊洲周辺は都心へのアクセスが良好なだけでなく、郊外のような開放感や水辺の公園といった魅力を持つ人気のエリアです。住環境に優れることから近年タワーマンションが続々建設され、若年ファミリー層を中心に流入が進んでいます。2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催に向けて大型の商業施設や分譲マンションの開発、交通機関の整備が進み、築地市場に代わる新たな中央卸売市場が建設されるなど、東京都内のなかでも話題も豊富で伸びしろのあるエリアといえます。