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不動産売却における「仲介」と「買取」の違い

不動産を売却する方法には、主に「仲介」と「買取」の2つがあります。しかし、この2つの違いがわかる方は少ないのではないでしょうか。今回は間違えやすい「仲介」と「買取」の違いや、それぞれのメリット・デメリットについてお伝えします。


不動産を「売却」する場合のメリット・デメリット

不動産の「売却」とは、広告宣伝活動を一切行わずに直接不動産買取業者に売却する方法です。

一般的に買い取り価格は「市場価格の60%」といわれます。業者は購入した不動産を手入れしてから売却するので、仕入れ値を安く抑える傾向があるためです。仲介で売却するよりもかなり安くなってしまうことを理解しておく必要があります。

しかし、売り先を探す必要がないので、売却価格がまとまればすぐに売却することができます。2週間~1カ月程度で取引が完了するケースが多いようです。

また、業者に売却することにより物件のオーナーは瑕疵(かし)担保責任を免れるほか、不動産仲介での取引の際に発生する「不動産仲介手数料」も節約できます。

まとめると、不動産の売却は以下のような方におすすめです。

・短期間で売却したい方
・建物の築年数が古く、瑕疵担保責任が発生するリスクが高い方
・不動産売却にかかる経費を節約したい方



不動産を「仲介」で売却する場合のメリット・デメリット

「仲介」の場合は、不動産仲介業者と媒介契約を結んで買い手を探します。業者は新聞の折り込みチラシやネット上に物件情報を掲載して、売却先を探します。この場合、短期間での売却の可能性は低くなります。およそ3~6カ月は見ておいたほうががいいようです。

仲介での売却価格は、査定価格を参考に市場価格も加味しながら決定します。そのため、オーナーも納得できる価格で売却できます。

ただし、仲介の場合はオーナー側が瑕疵担保責任を負うケースが多くなります。瑕疵担保責任を免除しようとすると、売却までさらに時間がかかることになります。
また、取引成立時には不動産取引業者に対して仲介手数料を支払わなければなりません。

不動産仲介での売却は以下のような方におすすめです。

・時間がかかってもいいので納得できる価格で売却したい方
・売却先を自分で吟味したい方
・比較的築年数が浅く、価値の高い不動産を売却したい方



不動産仲介、3つの媒介契約

不動産を仲介で売却する場合は、以下の3種類の媒介契約があります。

・専属専任媒介契約
特定の業者が専任となって売却をします。自分で売り先を探したり、ほかの業者に依頼したりはできません。仲介業者は売買が成立した場合の報酬が確定しているので、積極的に宣伝活動に注力できます。

・専任媒介契約
上記と同じく1社のみと契約する形態ですが、オーナーは自分で売り先を探すことができます。親戚や知人など自力で売り先を見つけた場合には、業者を通さずに売却できます。

・一般媒介契約
1社のみの専任ではなく、複数の仲介業者と媒介契約ができます。複数の仲介業者に依頼することで、購入者側の入り口を広げることにつながります。ほかにどのような業者と契約しているかを明らかにする「明示型」と、契約先を明かさない「非明示型」の契約があります。